本日、ある中小企業の社長さんとお話をする機会がありました。
アメリカのサブプライム問題に端を発した、昨今の世界的な経済不振の煽りを受け、
やはりkingpenguinsの地元の会社でも、受注の件数が、10月辺りから、例年に
比べて大幅に減っているそうです。
社長のお話では、
「受注が減って売上が落ち込んだ場合、どうしても人を切らざるを得ないんよ・・・」
「人を切らなかったとすれば、自分(社長)の首を絞めるしかないんよ・・・」
これが、社会の第一線で中小企業を経営する社長さんの本音なのでしょう。切実です。
綺麗事を言えば、「従業員にも生活があるのだから、何とか首を切らずに済む方法を!」
と、評論家のような話になるのでしょうが、現場で毎日資金繰りをしている社長からして
みれば、そんなこと言ってられるか!となるのだと思います。
もちろん、今申し上げた話に出てきた、社長さんにも、従業員さんにも幸せになってほしい
というのがkingpenguinsの思いです。
では、なぜ、社長さんや、従業員さんがこんな目に遭ってしまうのか?
やはり、どこかで甘い汁を吸って、楽していい思いをしている人がいるから、そのしわ寄せ
で、頑張っている人が損する羽目になっているのでしょう。何かおかしいです。
『頑張った人が報われる社会→頑張っていない人が、それなりの責めを受ける社会』
という概念が、最近のkingpenguinsの中で図式として出来上がってきています。
ただし、この図式は、今後の様々な経験や見聞で変化していくのかもしれません。
何を以って頑張った・頑張っていないと言えるのか?曖昧な問題です。
このことについて、現在は「考え中」と致します。

地元の冬空です。